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たつまき
上
藤田哲也 著
[目次]
- 目次
- まえがき
- 第一章 たつまきの正体 / 1
- 水上たつまきに多い積雲性の親雲 / 3
- 陸上たつまきに多い雷雲性の親雲 / 6
- 陸上・上空・水上のたつまき / 8
- ロート雲はどうしてできるか / 10
- ロート雲とたつまきの強さ / 12
- 第二章 たつまきの残したミステリー / 16
- 大宮で空中飛行した大木と洗濯機 / 16
- 道祖土で畑の大根をひき抜く / 17
- 夕食中に空中滑走 / 18
- 鶏のまるはだか / 18
- 卵の殻を割らずに中に入った豆 / 20
- 中身を入れ替えられた冷蔵庫と自動車 / 22
- 子どもが吸い出されて死んだり助かったり / 25
- 乳しぼり中に牛が消える / 26
- 一二〇〇メートルも宙を飛んだ一六トンのタンク / 28
- 気がついたら屋根がなく星空がみえた / 30
- 自動車のブレーキがきかなくなる / 31
- 一〇〇台の車のヘッドライトだけ割って逃げる / 32
- 板ばさみならぬ木ばさみの車 / 34
- トタン板で二つに切られた子ども / 35
- 消えて出てきた千四百ドル入りのズボン / 38
- 柔よく剛を制す / 40
- 墓場の地下室で三途の川を渡りかける / 41
- 三年つづけて同じ町が同じ日の同じ時間におそわれた / 43
- たつまき予報所長が電話で叱られる / 44
- たつまきに気づかず私も電話で叱られた / 45
- 第三章 たつまきのスケールを作る / 47
- 自記紙にとられた風速の記録 / 48
- 強さの藤田スケール / 52
- 長さと幅のピアソン スケール / 60
- FPPスケールでたつまきの分類 / 62
- 飛行機による被害調査は楽でない / 64
- 日本のたつまきも弱くない / 70
- 第四章 たつまきの性と兄弟 / 73
- たつまきの性と一生 / 74
- たつまき兄弟-ファーゴ兄弟 / 81
- 駿河兄弟 / 90
- ココモ兄弟 / 92
- 双子たつまき / 97
- 第五章 世界のたつまき / 101
- 温帯に多く熱帯に少ない / 102
- アメリカ-世界一多くて強い / 103
- 南アメリカ-さがしてみたがあまりない / 111
- 太平洋上の常夏の島-海から上がってくる / 112
- オーストラリア-人口とともに増加中 / 115
- インド-世界第二の強さか / 117
- イギリス・オランダ・ドイツ・フランス / 118
- ソ連-関心がたかまっている / 122
- 地中海沿岸-海岸が危険 / 125
- ニュージーランド-女たつまきばかり / 128
- 第六章 日本のたつまき / 132
- 年とともに増加中 / 135
- 強さは世界で五位か / 142
- 北海道-平野部と海岸に発生 / 147
- 東北地方-西部は冬、東部は夏に多い / 150
- 関東地方-東京にもある / 156
- 中部地方-東海道はたつまき銀座 / 166
- 近畿、中国、四国地方-不思議にすくない / 179
- 九州地方-宮崎平野に多発 / 183
- 都市化が生んだたつまきベルト / 194
- 第七章 火山国日本の山たつまき / 205
- 山たつまきはどうして起こるか / 206
- 利尻岳の中腹からおりてきた / 208
- 八丈富士では頂上ちかくから / 209
- 三度やられた五島の福江 / 210
- 雲仙岳のふもと島原にも発生 / 213
- 九重高原黒岩山から湯坪温泉へ / 214
- 富士山の裾野に山たつまき 頂上ちかくに山旋風がおこる / 215
- あとがき / 223
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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