天保の義民

松好貞夫 著

本書は、天保十三年十月に起こった近江国甲賀・野洲・栗太の三郡四万の農民による大一揆の顛末記。天保の改革のさなか、幕府の企てた理不尽な検地に抗して、あえて生産と生活をかけて闘った農民たち、そしてついに検地を挫折させ「十万日延期」の目的を達した大闘争の記録は、封建権力と民衆の知られざる姿を描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 ことのあらすじ
  • 2 中世武士の隠栖
  • 3 領主・地頭百三十家
  • 4 天保十二年の冬
  • 5 京都西町奉行の口達
  • 6 幕府派遣の見分使
  • 7 徒党は衆愚の妄動か
  • 8 四万農民の蹶起
  • 9 強訴徒党
  • 10 その後に来たるもの
  • 11 江戸北町番所の大白洲
  • 12 一揆徒党と村の共同体

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次
  • 一 ことのあらすじ / p1
  • 二 中世武士の隠栖 / p12
  • 1 土着した名門 / p12
  • 2 その分布と信条 / p14
  • 3 士農分離の社会 / p18
  • 4 培われた農民根性 / p22
  • 三 領主・地頭百三十家 / p26
  • 1 太閤以来の検地 / p26
  • 2 複雑な封建 / p28
  • 3 商売を勧めた仙台領 / p33
  • 四 天保十二年の冬 / p39
  • 1 霜月祭りの頃 / p39
  • 2 三上山と野洲川 / p43
  • 3 右東海道・左中仙道 / p47
  • 五 京都西町奉行の口達 / p51
  • 1 江戸幕府の狡智 / p51
  • 2 検地の権威 / p56
  • 3 江戸町人の依頼 / p59
  • 4 再び江戸町人の依頼 / p62
  • 5 出訴した五十二ヵ村 / p65
  • 6 共同の抵抗線 / p69
  • 7 覆面脱いだ江戸幕府 / p73
  • 六 幕府派遣の見分使 / p76
  • 1 四十余名の一行 / p76
  • 2 回村の先き触れ / p78
  • 3 賄賂・饗応・脅迫 / p83
  • 4 驚くべき検地用具 / p85
  • 5 幕府の狙い / p90
  • 6 村に二人の庄屋 / p95
  • 7 つまずいたその思惑 / p99
  • 七 徒党は衆愚の妄動か / p102
  • 1 庄屋大会の開催 / p102
  • 2 公称二十万八千石の底流 / p107
  • 3 実践への指導標 / p110
  • 4 結集された民意 / p116
  • 5 水野政権との対決 / p118
  • 八 四万農民の蹶起 / p124
  • 1 その凄味と殺気 / p124
  • 2 白髪白衣の老翁 / p127
  • 3 焚き出し斡旋の膳所藩士 / p132
  • 4 散居村落の迷惑と混乱 / p135
  • 九 強訴徒党 / p138
  • 1 三上藩士平野八右衛門 / p138
  • 2 将軍の朱印と農民 / p141
  • 3 一揆の要求 / p144
  • 4 本陣乱入 / p149
  • 5 見分十万日の延期証文 / p154
  • 十 その後に来たるもの / p158
  • 1 近接諸藩の騒ぎ方 / p158
  • 2 逮捕から拷問まで / p160
  • 3 十一挺の軍鶏駕篭 / p165
  • 十一 江戸北町番所の大白洲 / p172
  • 1 小伝馬町の牢屋 / p172
  • 2 白洲での最後の陳述 / p177
  • 3 天保政治の失策 / p180
  • 4 遠藤家の感情 / p183
  • 5 晒し首のない獄門 / p188
  • 十二 一揆徒党と村の共同体 / p193
  • 1 村役人以下惣百姓の連帯 / p193
  • 2 共同責任の割の当て / p198
  • 3 地元諸家の善後措置 / p203
  • 4 作州津山藩のばあい / p208
  • 5 幕府の言いがかり / p212
  • あとがき / p217

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 天保の義民
著作者等 松好 貞夫
書名ヨミ テンポウ ノ ギミン
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 1962
ページ数 221p
大きさ 18cm
ISBN 400413143X
NCID BN01862752
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全国書誌番号
63001313
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言語 日本語
出版国 日本
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