独立への苦悶 : フィンランドの歴史

斎藤正躬 著

[目次]

  • 目次
  • ヘルシンキ / p1
  • 森と湖の美都ヘルシンキは、三つの顏を持っている。それはロシア帝國とスェーデン王國、そしてそのふたつの國の支配から脫した独立國、フィンランド共和國のもたらしたものだ。
  • スエーデン時代 / p19
  • カレワラの平和境は、侵略者の手によって荒らされた。封建スエーデンの支配下に、民族はようやく自己に目覚める。
  • 大公國 / p41
  • ロシア帝國が與えた自由は、決して本当の自由ではない。帝國への反抗は、まず独立を求める文化人達によってはじめられた。
  • 帝政のたそがれ / p61
  • クリミア戰爭に敗れたロシアは、フィンランドに、大幅の自治を與える。だがそれは、反った独立運動の火に、油をそそぐことになる。ロシア帝國の內外には、たそがれの色が濃い。
  • 抵抗 / p77
  • 瀕死の帝國は、牙をならしてフィンランドを彈圧した。フィンランドは、勇敢にこの彈圧に立ち向う。五十万人の署名にはじまるレジスタンスは、民族の心を火のように燃え上らせた。
  • 文化人達 / p101
  • 抵抗は高い文化を生んだ。民族の学者、藝術家達は、愛國の熱情の中から、比類のない民族文化の宝玉を掘り出す。
  • 共和國の誕生 / p127
  • ロシア革命は、独立運動に絕好の機会を與えた。だがこの時、國內の階級対立はおのおの独立を主張して爭い、ドイツ軍を引入れての內乱となる。誕生した独立國は、反共共和國になってしまった。
  • ソ・フィン戰爭 / p153
  • 親独勢力は、ふたたびフィンランドを戰爭にまきこむ。共和國は、そのため身動きのとれない苦境に陷った。平和と独立を守るものは何だろう?
  • 主な参考書 / p179

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 独立への苦悶 : フィンランドの歴史
著作者等 斎藤 正躬
書名ヨミ ドクリツ エノ クモン : フィンランド ノ レキシ
シリーズ名 岩波新書 ; 第79
出版元 岩波書店
刊行年月 1951
ページ数 180p
大きさ 18×11cm
NCID BN01824301
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
52001293
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言語 日本語
出版国 日本
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