ある弁護士の生涯 : 布施辰治

布施柑治 著

布施辰治は、明治13年東北に生れ、東京で弁護士となり、法廷での弁護・普選運動などに異色の活動を展開し、時の権力から"社会主義弁護士"と呼ばれた。いわゆる3・15共産党事件の弁護をし、「法廷を騒がせた」という理由で懲戒裁判にかけられ、弁護士資格を奪われた。波瀾の生涯を伝える評伝。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 F氏の生涯
  • 2 F弁護士の懲戒裁判

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次
  • まえがき
  • I F氏の生涯
  • 1 三つ子の魂の形成 / p1
  • 2 上京を決意するまで / p8
  • 3 ロシア正教神学校の入学試験で / p14
  • 4 明治法律学校から司法官試補へ / p20
  • 5 弁護士への出発 / p26
  • 6 弁護士生活の軌道に乗る / p31
  • 7 トルストイの弟子として / p39
  • 8 独自の普通選挙運動 / p45
  • 9 〝社会主義弁護士〟と呼ばれて / p50
  • 10 朝鮮人、台湾人の友として / p57
  • 11 関東大震災の前後に / p61
  • 12 政治研究会から労働農民党へ / p73
  • 13 日本共産党を救援す / p77
  • 14 暗い谷間を通ったときに / p85
  • 15 太平洋戦争後の活動 / p91
  • II F弁護士の懲戒裁判
  • 1 日本共産党大坂被告団の歌声 / p99
  • 2 検事とF氏の治安維持法問答 / p105
  • 3 起訴状-権力側の事実認識と主張 / p109
  • 4 F氏〝懲戒裁判法廷闘争覚書〟を発表 / p112
  • 5 〔第一審第一回公判〕審理に先入観念は禁物-裁判長に交替要求をつきつける- / p117
  • 6 〔第一審第二回公判〕同僚ビイキの審理は困る-平静の仮面を脱いで発言- / p123
  • 7 〔第一審第三回公判〕検事が「思想は起訴せぬ」と言明-起訴の範囲を確かめる- / p127
  • 8 〔第一審第四回-第六回公判〕〝大坂公判〟の真実を知ろう-事実調べの一問一答- / p133
  • 9 〔第一審第七回-第九回公判〕F氏に不利な発言をさせようと-証拠調べで裁判長が証人と一騎打ち- / p141
  • 10 〔第一審第九回午後-第十七回公判〕有罪の論理と無罪の論理-論告、弁論から弁護士資格取上げ判決へ- / p153
  • 11 〔最終審第一回-第三回公判〕F氏、冒頭に宣言す-数々のルール違反を総攻撃- / p160
  • 12 〔最終審第四回-第九回公判〕きれいな公判記録を作りたい-喜劇の一幕もあって事実調べ進む- / p165
  • 13 〔最終審第十回-第十二回公判〕〝大阪公判〟の調書は特高警察の速記-証拠調べをF氏不在の法廷で急ぐ- / p176
  • 14 〔最終審第十三回公判〕弁論ぬきで突然に最終判決-証拠申請中にF氏の発言を禁止- / p184
  • 15 あとの話をひとこと / p197
  • <付録>
  • 布施辰治年譜抄 F氏の主要著作と定期刊行物 / p200

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 ある弁護士の生涯 : 布施辰治
著作者等 布施 柑治
書名ヨミ アル ベンゴシ ノ ショウガイ : フセ タツジ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 1963
ページ数 204p 図版
大きさ 18cm
ISBN 4004100585
NCID BN01668807
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全国書誌番号
63002916
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言語 日本語
出版国 日本
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