磯見辰典 著
「祖国は危機に瀕す。」ナポレオン3世の第2帝政は、プロシャ軍の侵攻でもろくも崩壊した。屈辱的なパリ攻囲の中で、パリ市民は自治組織パリ・コミューンに結集する。パリ・コミューンと「秩序」を求めるヴェルサイユ政府との間に、血にまみれた市民戦争が展開される。同じ愛国心で結ばれた同じフランス人が、なぜ争い合わねばならないのか。複雑な背景を持つパリ・コミューンの全貌を、分かりやすいドキュメンタリー・タッチで書き下す。
「BOOKデータベース」より
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