雪の結晶 : 自然の芸術をさぐる

小林禎作 著

[目次]

  • 目次
  • 雪を待つ心 -序に代えて- / 13
  • 第一部 雪に魅せられた人たち / 29
  • 一 雪の観察の歴史 / 31
  • 1 顕微鏡の登場以前 / 32
  • 素朴な疑問
  • 誰が最初に雪の六花に気がついた?
  • 最古の雪のスケッチ
  • ケプラーの新年の贈物
  • デカルトとバルトリヌス
  • 2 顕微鏡の発明以後 / 41
  • フックの顕微鏡による観察
  • 気象条件との関係に注目
  • ロゼッティによる最初の分類
  • スコレスビーの分類
  • グレイシャーの雪のスケッチ
  • 土井利位の『雪華図説』
  • スケッチから顕微鏡写真へ
  • ベントレーの業績
  • 顕微鏡写真のおとし穴
  • 二 雪華図説 / 65
  • 1 著述の背景 / 66
  • 殿様の自家出版
  • 政治家としての利位
  • すぐれた協力者・鷹見泉石
  • 蘭学の大きな影響
  • 2 雪華図説にみられる雲物理学 / 77
  • 海陸の気-水蒸気
  • 雲と雨
  • 雪の降るしくみ
  • 雪はなぜ六出か?
  • 〝六方最密〟という構造
  • 〝六をもって一をかこむ〟
  • 雪の結晶形
  • 3 利位の雪華図 / 89
  • 〝蘭鏡〟
  • 簡素なうちに特徴をよく捕えたスケッチ
  • 西欧人の目と日本人の目
  • 第二部 雲物理からみた雪の結晶 / 97
  • 一 姿を変える水 -水の相変化- / 101
  • 1 水の三相 / 102
  • H₂Oに変わりはないが
  • 見えない水蒸気
  • 気体分子の衝突-気体の圧力
  • 温度で変わる飽和水蒸気圧
  • 分子の配列の違いが・・・
  • 水と水蒸気との釣り合い
  • 2 気塊の冷却 / 118
  • 〝湿度〟は温度で変わる
  • 神は安定を好む
  • 気塊はどうして冷える
  • 自分の熱を消費して
  • 融解に使われる熱-潜熱
  • 大きい蒸発・昇華の潜熱
  • 3 〝過冷却〟の世界 / 128
  • 零下の世界の特殊性
  • 減る水とふえる氷
  • 平らな水面と水滴のちがい
  • ケルヴィンの法則
  • 水滴に塩が溶けこむと-
  • 〝暖い雨〟の降るしくみ
  • 二 雪の結晶の誕生 / 143
  • 1 ひとつの実験と問題の提起 / 146
  • 水雲を氷晶に変える実験
  • 零下四〇度で氷晶は生まれる
  • 水蒸気から氷晶への四つの考え方
  • 2 否定された昇華核説 / 152
  • 拡散型雲箱の実験
  • 自発的に核ができる?
  • 3 自発核発生のメカニズム / 157
  • H₂O分子の結合のしくみ
  • 変化はエネルギーの高い状態から低い状態へ
  • 氷晶を小さくすると表面の影響が-
  • 氷球の運命を決める臨界半径
  • 氷晶の〝芽〟の誕生
  • 氷晶の芽から自発核へ
  • 氷晶が先か水滴が先か
  • 4 水は自発的に凍るか? / 169
  • 氷分子集団のゆらぎ
  • 凍結を進める速度
  • 5 異物核による水の凍結 / 173
  • 水は何度まで凍らせずに冷やせる?
  • ビッグの実験の結果
  • 取り除けない異物核
  • 異物核によって凍結が始まる
  • 三 自然の雪の核 / 181
  • 1 氷晶核の身元 / 182
  • 氷晶核の数を数える
  • 雪のタネ-氷晶核は何か?
  • 土のこまかなチリ
  • こまかな土の氷晶化能力
  • 連鎖反応による連続降雨・雪
  • 2 流星塵説 / 193
  • 雪のタネは宇宙から?
  • 流星塵と降雨との相関
  • 斜陽の流星塵説
  • 四 人工の雪の核を探す / 199
  • 1 人工核の条件 / 200
  • 人工降雨への道
  • 固体の表面では凝結がおこりやすい
  • へこんだ場所にできやすい水滴
  • 固体の表面への昇華の条件
  • 氷自身が最良の核
  • 2 氷の代用となるもの / 207
  • 氷の結晶構造
  • 結晶構造からみたタネ探し
  • 氷晶核の種まき実験
  • 氷結晶のエピタクシー成長
  • 五 中谷の雪の研究 / 221
  • 1 雪に魅せられた科学者 / 222
  • 中谷と雪の結びつき
  • 十勝岳での観測
  • 2 人工の雪をめざして / 229
  • 霜を作る
  • 霜と雪の違い
  • 最初の人工雪結晶
  • 兎の毛を芯にして
  • 3 雪は天から送られた手紙 / 239
  • 『雪を作る話』から
  • 〝中谷ダイヤグラム〟の完成
  • 「雪の結晶を作る楽しみ」
  • 六 雪の結晶の成長と形 / 249
  • 1 中谷ダイヤグラムの引きおこした波紋 / 250
  • Tₐ-Sダイヤグラム
  • マーシャルの解釈
  • 雪の結晶形は水蒸気の過飽和度で変わる?
  • 結晶形は温度によって変わる? -メーソンの考え方
  • 中谷ダイヤグラムの追試
  • 修正された中谷の実験結果
  • 過飽和度と温度条件との共存
  • 2 雪の結晶はどのように成長する? / 268
  • 明らかになった雪の結晶習性
  • 〝円〟よりも六角形が安定
  • 〝骸骨〟結晶への成長
  • 成長の型としてとらえる
  • 完全な結晶の成長
  • 成長するにはステップが必要
  • らせん状の成長
  • 氷のステップ成長
  • 雪の結晶の成長方向はどうして温度で変わるのか
  • 3 雪の実験こぼれ話 / 287
  • 酔っぱらった雪の結晶
  • 南極で新種の雪
  • 雪の結晶の観察のてびき / 294
  • あとがき

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 雪の結晶 : 自然の芸術をさぐる
著作者等 小林 禎作
書名ヨミ ユキ ノ ケッショウ
書名別名 Yuki no kessho
シリーズ名 ブルーバックス
出版元 講談社
刊行年月 1970
ページ数 304p 図12枚
大きさ 18cm
NCID BN01308051
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
69004714
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想