小島亮 著
1956年秋に勃発したハンガリー事件は、その劇的な相貌と当時の日本社会が変動期にさしかかっていた事実ゆえに、同時期の日本の思想・政治界に決定的な影響を与えた。当時の思想・政治の構造と関係性をシステマティックに捉えた本書は、「ハンガリー・ショック」の渦中に産声をあげた思想的ヌーベルバーグ、すなわちネオ・リアリズム論の諸形態とニュー・レフト理論の意義を検討する「思想の国際関係史」の新しい試みである。
「BOOKデータベース」より
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