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中世の社会と経済
稲垣泰彦, 永原慶二 編
[目次]
- 目次
- はしがき
- 初期名田の構造-大和国大田犬丸名について- 稲垣泰彦 / p1
- 第一章 大田犬丸名の存在形態 / p4
- 第一節 問題の所在 / p4
- 第二節 天養坪付等より見たこの地域の立地条件 / p8
- 第三節 名耕地と潅漑の状態 / p14
- 第四節 本章のまとめ / p23
- 第二章 大田犬丸名の構成 / p30
- 第一節 尼善妙の所領 / p31
- 第二節 山村吉則の所領 / p35
- 第三節 山本入寺名 / p41
- (補説) 山村氏について / p47
- 第三章 大田犬丸名の成立と東大寺 / p55
- 第一節 結解状に表れた収取形態 / p55
- 第二節 名の構造 / p61
- 第三節 大田犬丸名の性格 / p72
- 山城国紀伊郡における荘園制と農民 須磨千頴 / p81
- はじめに / p83
- 一 紀伊郡における荘園・所領の存在形態 / p84
- 二 散在・入組型荘園と名 / p90
- 三 在地の名とその解体 / p97
- 四 名主職の分化 / p109
- 五 名解体後の荘園支配と有力名主層 / p117
- 六 荘園制実質的解体の一傾向 / p128
- おわりに / p148
- 中世村落の構造と領主制-小村=散居型村落の場合- 永原慶二 / p151
- 一 問題の所在 / p153
- 二 中世入来院-その地理的・歴史的条件 / p156
- 三 集落と耕地 / p162
- 四 農民と村落 / p179
- 五 領主制支配 / p196
- 六 総括と展望 / p209
- 在地領主制の展開と鎌倉幕府法-下地分割法の成立の法史的意義- 島田次郎 / p215
- 一 問題の所在 / p217
- 二 在地領主制の地域的特質 / p223
- 三 在地領主制における領主権の構成 / p238
- 四 在地領主制の展開 / p249
- 五 下地分割の成立 / p265
- 六 下地分割法形成の諸段階 / p283
- 結語 / p300
- 伊賀国黒田庄の悪党 小泉宜右 / p305
- 緒言 / p307
- 一 在地情勢の変化 / p307
- 二 第一期悪党 / p318
- 三 第二期悪党 / p332
- 四 第三期悪党 / p348
- 五 南北朝期の悪党 / p361
- 結び / p380
- 荘園における代銭納制の成立と展開 佐々木銀弥 / p381
- 一 問題の所在と通説の再検討 / p383
- 二 代銭納成立の諸条件 / p387
- 三 代銭納制のメカニズムとその変遷 / p440
- 四 代銭納の後退-加賀国軽海郷を中心に / p478
- むすび / p484
- 室町時代の徳政-徳政令と幕府財政- 桑山浩然 / p497
- 緒言 / p499
- 一 徳政令と幕府財政 / p500
- 二 分一徳政令と分一徳政禁制 / p509
- 三 分一徳政禁制の変化 / p519
- 四 室町幕府末期の徳政令 / p540
- 五 幕府財政と分一銭 / p545
- 結語 / p550
- 後北条氏と虎印判状 中丸和伯 / p353
- はしがき / p555
- 第一章 本城と支城 / p555
- 第二章 虎印判状について / p561
- 第一節 最初の虎印判状 / p561
- 第二節 虎印判状の形式 / p564
- 第三節 虎印判状の内容 / p566
- 第四節 宛所と月日 / p575
- 第五節 虎印判状の奉行人 / p578
- 第三章 小田原評定と評定衆 / p580
- 第四章 裁許印判状について / p594
- 第一節 小田原城地域の裁許状 / p596
- 第二節 武蔵における裁許状 / p601
- 第三節 伊豆地方の裁許状 / p606
- むすび / p610
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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