西洋古典文学における内在と超越 : ホメロスからパウロまで

川島重成 著

本書は『ギリシャ悲劇の人間理解』につづく著者の第2論集である。第1論集が紀元前5世紀のアッティカ悲劇の代表作品に考察の対象を限定したのに対して、今回は広くホメロスからウェルギリウス、新約聖書のパウロ書簡までを視野に収めている。本書は西洋古典文学史という山脈の三高峯、紀元前8世紀、前5〜4世紀、前後1世紀を代表する諸作品の内在的解釈を、一貫して人間と人間を超えるものとの関わりに焦点を当てて展開したものである。人間を超えるものとの関わりで人間存在とその営為を問う-これこそ近・現代のヒューマニズムとは相違する西洋古典文学ないしは古典古代のヒューマニズムのきわだった特色と言ってよいであろう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 ホメロスにおける生と死の諸相
  • 第2章 『イリアス』における神々と比喩
  • 第3章 ホメロス・ヘラクレイトス・ソポクレスを貫くもの
  • 第4章 ピンダロス『ピュティア祝勝歌』第3歌
  • 第5章 アテナイとソポクレスのオイディプス像-トュキュディデスのペリクレス像と比較して
  • 第6章 『パイドン』におけるソクラテス像
  • 第7章 デモステネス『冠について』における悲劇的アテナイ像
  • 第8章 『アエネイス』第2巻におけるアエネアスと天命
  • 第9章 ウェルギリウスの予型論的歴史観
  • 第10章 『ピリピ人への手紙』1章6節における時の把握
  • 第11章 自由への希求
  • 附論 人間と人間を超えるもの-森有正とギリシアをめぐって

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 西洋古典文学における内在と超越 : ホメロスからパウロまで
著作者等 川島 重成
書名ヨミ セイヨウ コテン ブンガク ニ オケル ナイザイ ト チョウエツ
出版元 新地書房
刊行年月 1986.11
ページ数 330p
大きさ 22cm
NCID BN00841338
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
87009330
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言語 日本語
出版国 日本
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