バイオ : 思想・歴史・権力

エワルド フランソワ【編】<Ewald Fran〓cois>;菅谷 暁〔スガヤ サトル〕;古賀 祥二郎;桑田 礼彰【訳】〔クワタ ノリアキ〕

1970年代中葉以降はイデオロギーの危機を特徴とする。それまでほとんど疑われもしなかったもろもろの理論が見棄てられてしまったかに見える。しかしおそらく人間は世界観なしでは生きられない生物である。近代あるいは近代以後を生きる人間は、生物学において疑うべからざる数多くの発見-その一つ一つが人間自身の発見でもあったのだが-がなされるにつれ、いかにして自らの政治的不安をいやし、いかにして自らの倫理的情熱を満足させたら良いか教えてくれる理論を生物学の中に求めている。「バイオの権力」と呼びうるような現在の状況では、生物学のテーマをめぐる議論の中からこそ、普遍的内容を持つ、哲学、政治学、そして道徳の新たな可能性が生まれてくるであろう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 バイオの現在
  • 1 バイオの知と歴史(生物学の誘惑
  • 社会ダーウィニズム
  • システム論
  • 遺伝子帝国主義
  • 生物学の歴史
  • ゾラと生物学
  • 愉快な生物学者グールド)
  • 2 バイオの政治と社会(バイオの権力
  • マルクス・ルイセンコ主義
  • 「産めよ殖やせよ」のイデオロギー
  • 政治的エコロジー
  • エコロジーの創始者
  • 新右翼と生物学
  • 人類学からみた試験管ベビー
  • 生物学的ナルシシズム)
  • 3 生命観を変えた44人
  • 結 生命を讃えて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 バイオ : 思想・歴史・権力
著作者等 Ewald, François
桑田 礼彰
菅谷 暁
エワルド フランソワ
桑田 礼彰
古賀 祥二郎
書名ヨミ バイオ : シソウレキシケンリヨク
出版元 新評論
刊行年月 1986.9.30
ページ数 213p
大きさ 21cm(A5)
ISBN 4794840241
NCID BN00776382
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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