ジャン・デスパニエ 著 ; 有田忠郎 訳
錬金容器中における物質の変成が天地創成の過程を比喩的に再演する。これが古来の錬金術の基本思想である。十七世紀デスパニエはこの「火の霊」の世界創造説を明晰な言葉で語る。暁闇から誕生して完成へ向かう宇宙的原質の運動には、壮大なドラマに似た哲学と詩と天啓のみごとな共鳴がある。ヘルメス学の古典的テキスト。
「BOOKデータベース」より
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