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近代日本思想史大系
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野田良之, 碧海純一編
[目次]
- 目次
- はしがき
- 〔概説〕
- 序論 野田良之 / p3
- 1 近代日本法思想史の意味 / p4
- 2 日本の思想の性格 / p6
- 3 思想史と無意識の問題 / p21
- 近代日本法思想史の問題点 野田良之 / p27
- 1 伝統的法思想から西洋法思想へ / p27
- 2 啓蒙期 / p29
- 3 自由民権運動 / p33
- 4 明治憲法制定と法思想 / p43
- 5 明治憲法以後 / p47
- 〔第1部〕
- 官僚の法思想 福島正夫 / p59
- はしがき / p59
- 1 明治官僚制の形成と官僚の法 / p63
- 2 官僚の設定する政策と法 / p74
- 3 官僚法思想の特質 / p94
- むすび / p108
- 自由民権論の法思想 中村雄二郎 / p111
- 1 問題接近の視角 / p111
- 2 「民権」「自由」概念の導入と定着 / p114
- 3 自由民権思想と法律学 / p120
- 4 民権運動の昂揚と思想的動向(一)-「民撰議院」、「天賦人権説」をめぐって / p130
- 5 民権運動の昂揚と思想的動向(二)-「君民共治論」と「私擬憲法」をめぐって / p141
- 6 民権運動の激化と国権主義への傾斜-民権思想の土壌と「憲法発布」をめぐって / p149
- 明治憲法制定をめぐる法思想 深瀬忠一 / p164
- 1 序 / p164
- 2 明治初期における欧米諸憲法思想のなかのプロイセン・ドイツ / p166
- 3 ドイツ立憲君主制思想の摂取と日本独自の国体観との接合 / p181
- 4 結びに代えて-残された問題 / p211
- 翻訳による法思想の摂取 水田義雄 / p215
- 1 翻訳とはなにか-それは文化移入の一方途であることについて / p215
- 2 どういう翻訳がなされてきたか-法、法思想については、極く遅くなってから漸く起こってきたにすぎないということについて / p216
- 3 翻訳に思いついた人はいかなる要求を抱いていたか。またそれが流布したのはどういう意味であったか。 / p218
- 4 小結論 / p222
- 〔第2部〕
- 法思想における「国体論」 長尾龍一 / p227
- 1 「国体論」の生成と終焉 / p227
- 2 水戸学と国学 / p233
- 3 明治維新と「国体論」 / p240
- 4 国体と政体 / p244
- 5 上杉慎吉と筧克彦 / p253
- 6 「国体明徴」 / p259
- 7 「一億玉砕」 / p265
- 新カント学派 原秀男 / p271
- 1 はしがき / p271
- 2 シュタムラー / p272
- 3 ラートブルフ / p284
- 4 ハンス・ケルゼン / p300
- マルクス主義-天皇制法イデオロギーとの対決の思想- 松下輝雄 / p315
- 1 「国体」の魔術からの離脱 / p320
- 2 マルクス主義法思想の展開 / p335
- 3 総括-「唯物史観」把握についての若干の考察 / p375
- 経験主義の法思想 碧海純一 / p387
- 1 序説 / p387
- 2 進化論と法思想-穂積陳重 / p388
- 3 『実名敬避俗研究』の意義 / p401
- 4 イギリス経験論と日本の法思想-尾高朝雄を中心として / p409
- 〔第3部〕
- 実定法の基礎理論-比較法学 西賢 / p431
- 1 比較法学の開拓-進化論的比較法学 / p431
- 2 比較法学の確立-共通法的比較法学 / p438
- 3 比較法学の展開-社会科学としての比較法学 / p449
- 国際法 伊藤不二男 / p461
- 1 開明期における翻訳書による国際法の理解 / p461
- 2 明治中・後期における日清戦争と日露戦争に関する国際法の実証的研究 / p470
- 3 明治後期から大正における国際法の体系的研究 / p479
- 4 昭和における国際法の基本的研究と特殊研究 / p489
- あとがき
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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