社会理論と社会構造

ロバート・K.マートン 著 ; 森東吾 等訳

T.パースンズとならんでアメリカ社会学理論の最高峰に立つ著者の主著である。第一部の「社会理論」では、従来社会学界で見られた"無計画な経験主義"的傾向をもつ社会調査と、他方における壮大な、しかし検証不能な抽象的一般理論を批判しながら、"中範囲Middle rangeの理論"の必要を提示して、社会理論と社会調査の綜合を構想する。しかも著者は、その分析の範例を提示しているのである。またここでは併せて、社会学・社会人類学・社会心理学の関係も明示され、研究者に有益な示唆を与えよう。第二部では現代社会の典型事例である、アノミー・官僚機構・準拠集団・パーソナル・インフルエンスなどの分析を試み、デュルケム、ウェーバーらの遺産を継承しつつ"知識における累積"のみごとな実例を示す。第三部「知識社会学とマスコミュニケーション」第四部「科学の社会学」はともに社会とイデオロギーの関係を扱い、"思想の経験的分析"の道を拓いた。豊かな知識、構想の巧みさ、鋭い観察-本書は読者の思考にimaginationとcreationの刺戟を与えずにはいないだろう。

「BOOKデータベース」より

T.パースンズとならんでアメリカ社会学理論の最高峰に立つ著者の主著である。第一部の「社会理論」では、従来社会学界で見られた「無計画な経験主義」的傾向をもつ社会調査と、他方における壮大な、しかし検証不能な抽象的一般理論を批判しながら、「中範囲Middle rangeの理論」の必要を提示して、社会理論と社会調査の綜合を構想する。しかも著者は、その分析の範例を提示しているのである。またここでは併せて、社会学・社会人類学・社会心理学の関係も明示され、研究者に有益な示唆を与えよう。第二部では現代社会の典型事例である、アノミー・官僚機構・準拠集団・パーソナル・インフルエンスなどの分析を試み、デュルケム、ウェーバーらの遺産を継承しつつ「知識における累積」のみごとな実例を示す。第三部「知識社会学とマスコミュニケーション」第四部「科学の社会学」はともに社会とイデオロギーの関係を扱い、「思想の経験的分析」の道を拓いた。豊かな知識、構想の巧みさ、鋭い観察-本書は読者の思考にimaginationとcreationの刺戟を与えずにはいないだろう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 社会学理論(顕在的機能と潜在的機能-社会学における機能分析の系統的整理のために
  • 社会学理論の経験的調査に対する意義 ほか)
  • 第2部 社会的文化的構造の諸研究(社会構造とアノミー
  • ビューロクラシーの構造とパースナリティ ほか)
  • 第3部 知識社会学とマス・コミュニケーション(知識社会学
  • カール・マンハイムと知識社会学 ほか)
  • 第4部 科学の社会学(科学と社会秩序
  • 科学と民主的社会構造 ほか)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 社会学理論(顕在的機能と潜在的機能-社会学における機能分析の系統的整理のために
  • 社会学理論の経験的調査に対する意義 ほか)
  • 第2部 社会的文化的構造の諸研究(社会構造とアノミー
  • ビューロクラシーの構造とパースナリティ ほか)
  • 第3部 知識社会学とマス・コミュニケーション(知識社会学
  • カール・マンハイムと知識社会学 ほか)
  • 第4部 科学の社会学(科学と社会秩序
  • 科学と民主的社会構造 ほか)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次
  • 日本語訳への序文 / p1
  • 改訂版への序文 / p2
  • 感謝のことば / p3
  • 序論 / p1
  • 第一部 社会理論
  • I 顕在的機能と潜在的機能 社会学における機能分析の系統的整理のために / p16
  • II 社会学理論の経験的調哉に対する意義 / p78
  • III 経験的調査の社会学理論に対する意義 / p94
  • 第二部 社会的文化的構造の諸研究
  • IV 社会構造とアノミー / p121
  • V 社会構造とアノミー(続き) / p148
  • VI ビューロクラシーの構造とパースナリティ / p179
  • VII 公的ビューロクラシーにおける知識人の役割 / p190
  • VIII 準拠集団と社会行動の理論 / p207
  • IX 準拠集団と社会構造の理論(つづき) / p256
  • X 影響の形式 -ローカルな影響者とコスモポリタンな影響者 / p351
  • XI 予言の自己成就 / p382
  • 第三部 知識社会学とマス・コミュニケーション
  • XII 知識社会学 / p416
  • XIII カール・マンハイムと知識社会学 / p446
  • XIV ラジオと映画による宣伝の研究 / p466
  • 第四部 科学の社会学
  • XV 科学と社会秩序 / p491
  • XVI 科学と民主的社会構造 / p503
  • XVII 機械と労働者と技術者 / p514
  • XVIII 清教主義・敬虔主義と科学 / p524
  • XIX 十七世紀のイギリスの科学と経済 / p556
  • 文献・索引

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 社会理論と社会構造
著作者等 Merton, Robert King
中島 竜太郎
森 好夫
森 東吾
金沢 実
マートン ロバート・K.
ロバート・K.マートン
書名ヨミ シャカイ リロン ト シャカイ コウゾウ
書名別名 Shakai riron to shakai kozo
出版元 みすず書房
刊行年月 1961
ページ数 576, 23p
大きさ 22cm
ISBN 4622017059
NCID BN00151533
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全国書誌番号
61011776
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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