日本人の科学者が書いた英語論文には、せっかく立派な研究成果であるにもかかわらず、英語による表現力が乏しく、その成果が十分伝わらないものが多い。本書の初版は、そのような日本人科学者の弱点をよく知りつくした国内外の方々が執筆にあたり、たいへん好評を博した。しかし、「タイプライターと墨入れペン」が主な手段であった論文作成も15年が経過した「コンピューターとインターネット」の現在では、一部その内容が時代に即さなくなってきた。そこで、第2版では初版の長所を活かしながら、電子化時代の現代にふさわしい最新の内容を盛り込んだ。英語論文を書くにあたってぜひ読んでおきたい一冊であり、辞書的にも使える座右の書である。
「BOOKデータベース」より
本書は、国際的な英文感覚をみがくために、経験豊かな日本人科学者と英国人科学者との緊密な協力によって、初歩的な事項から、添削の実際に至るまで「英語論文・文書を効果的に記述する」ための待望のマニュアルである。
「BOOKデータベース」より