草莽論 : その精神史的自己検証

村上 一郎【著】

明治維新を語るうえで外せない「草莽」。吉田松陰の「草莽崛起(そうもうくっき)」という言葉で知られる通り、それは、野にありながら天下危急のときにおのれを顧みず、大道に立つ壮士たちをさす。孟子に由来するこの言葉は、江戸時代後期に特異な思想的背景を孕むようになり、維新前夜、つかの間の煌めきを放った。その精神を鮮烈な筆致で描き出したのが、二・二六事件の先駆的再評価などで名高い評論家・小説家・歌人、村上一郎である。蒲生君平、高山彦九郎といった「草莽の処士」のさきがけから、頼山陽ら文化・文政の文人、水戸学、そして松陰と系譜的に論じ、その終焉を見届ける比類なき名著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1の章 草莽とはなにか
  • 第2の章 預言者の出現-蒲生君平と高山彦九郎
  • 第3の章 在野文人の自立と進取の人びと-文化・文政の時代から
  • 第4の章 水戸学の人びと-藤田一門と会沢正志斎を中心に
  • 第5の章 吉田松陰-恐れ乍ら天朝もいらぬ
  • 第6の章 松陰以降-コノこまり物

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 草莽論 : その精神史的自己検証
著作者等 村上 一郎
書名ヨミ ソウモウロン : ソノセイシンシテキジコケンショウ
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2018.2.10
ページ数 322p
大きさ 15cm(A6)
ISBN 978-4-480-09846-7
NCID BB25494557
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言語 日本語
出版国 日本
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