原発災害と地元コミュニティ

鳥越皓之 編著

川内村住民による原発事故後の地元コミュニティをめぐるライフ・ヒストリー。2011年福島第一原発の事故は放射能汚染などのハード面のみならず、既存のコミュニティというソフト面にも甚大な被害を及ぼした。福島県川内村は、事故現場から20〜30km圏内に位置し、住宅損壊に加え放射能という「不可視」な脅威によって多くの住民が避難を余儀なくされた地域である。川内村コミュニティは放射能汚染と住民避難によって農業などの生業への影響、同居していた家族の分裂に追いやられるといった危機を経ながらも、すでに半数が帰村しコミュニティは新たな地平を築きつつある。原発事故後の人々のライフ・ヒストリーから地元コミュニティに対する葛藤を描写する本書は、一枚岩では語ることのできない多様な「被害」の実態と地元コミュニティをめぐる人々の動態を描く、渾身の労作である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 災害の発生と川内村(災害とコミュニティ
  • 川内村の歴史と地域コミュニティ)
  • 第2部 住民一人ひとりが語る経験(大災害からの避難
  • 帰村と選択
  • 復興に向けて)
  • 第3部 現状と将来に向けての対談(地元のリーダー・井出茂さんとの対談
  • 遠藤雄幸・川内村村長に聞く)
  • 第4部 資料編・川内村震災の記録(川内村震災の記録
  • 2011年作付け記録
  • 診療所勤務記録)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 原発災害と地元コミュニティ
著作者等 鳥越 皓之
書名ヨミ ゲンパツ サイガイ ト ジモト コミュニティ : フクシマケン カワウチムラ フントウキ
書名別名 福島県川内村奮闘記
シリーズ名 コミュニティ政策叢書 3
出版元 東信堂
刊行年月 2018.1
ページ数 349p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7989-1425-1
NCID BB25395974
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
23008132
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
カタストロフィーと行政対応 井出寿一 話, 金子祥之
コミュニティにとっての農業 井出剛弘 話, 藤田祐二
三世代家族の分離 西山王子 話, 野村智子
医療従事者の葛藤 井出弘子 話, 野村智子
地元のリーダー・井出茂さんとの対談 井出茂, 鳥越 皓之
子育て世代にとっての帰村 秋元活廣 話, 野田岳仁
川内村の歴史と地域コミュニティ 金子祥之
帰らない理由と近隣関係 吉田悦子 話, 野村智子
帰村を促した要因 井出弘子 話, 野村智子
復興政策と地域振興策の衝突 新妻一浩 話, 藤田祐二
支援が生み出す分断 三瓶カツ子, 大和田あけみ 話, 金子祥之
災害とコミュニティ 鳥越 皓之
災害弱者の避難生活 渡辺ヒロ子 話, 金子祥之
自然を離れて生きる 久保田キミエ 話, 久保田安男, 金子祥之
若者と再離村 山崎優也 話, 藤田祐二
資料編・川内村震災の記録 鳥越 皓之
遠藤雄幸・川内村村長に聞く 遠藤雄幸, 鳥越 皓之
避難をしない選択 野村智子, 鈴木美智子 話
除染を拒否した篤農家 秋元ソノ子 話, 秋元美誉, 野田岳仁
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想