古典文学の常識を疑う

松田浩, 上原作和, 佐谷眞木人, 佐伯孝弘 編

万葉集は「天皇から庶民まで」の歌集か?源氏物語の本文は平安時代のものか?中世は無常の文学の時代か?春画は男たちだけのものか?未解明・論争となっている55の疑問に答える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 上代文学(『万葉集』が「天皇から庶民まで」の歌集というのは本当か
  • 「枕詞は訳さない」でいいのか ほか)
  • 第2部 平安朝時代文学(「国風文化」をどう捉えるか
  • 注釈学の発生メカニズムは解明可能か ほか)
  • 第3部 中世文学(中世が無常の時代というのは本当か
  • 和歌史において武士の時代はどう位置づけられるか ほか)
  • 第4部 近世文学(日本における「文人」とは
  • 歌語「のどけし」にみる近世の歌論と実作 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 古典文学の常識を疑う
著作者等 上原 作和
佐伯 孝弘
佐谷 真木人
松田 浩
書名ヨミ コテン ブンガク ノ ジョウシキ オ ウタガウ
出版元 勉誠
刊行年月 2017.5
ページ数 227p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-585-29147-3
NCID BB23770336
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全国書誌番号
22921474
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「国風文化」をどう捉えるか 渡辺秀夫
「枕詞は訳さない」でいいのか 大浦誠士
「風土記」は在地の伝承か 飯泉健司
『万葉集』が「天皇から庶民まで」の歌集というのは本当か 品田悦一
『万葉集』の本来の姿はどのようなものか 小松(小川)靖彦
『古事記』と『日本書紀』の〈歴史観〉はどのように異なるのか 松田 浩
『古事記』の出雲神話をどう読むか 三浦佑之
『古事記』の神話は日本固有のものか 猪股ときわ
『太平記』はどのような意図で書かれたのか 小秋元段
『奥の細道』中尾本の意義はどこにあるのか 佐藤勝明
『平家物語』の読み本と語り本はどう違うか 佐谷眞木人
『平家物語』は鎮魂の書か 佐伯真一
『日本書紀』は「歴史書」か 山田純
『日本霊異記』は日本の仏教説話集の濫觴か 山本大介
『源氏物語』の巻々はどのような順番で作られたか? 中川照将
『源氏物語』の注釈書はなぜ思想書となったか 湯淺幸代
『源氏物語』作中人物論の常識を問う 竹内正彦
『源氏物語』宇治十帖の謎 三村友希
『源氏物語』校訂本文はどこまで平安時代に遡及し得るか 上原 作和
お伽草子は中世の文芸か 伊藤慎吾
万葉仮名は日本語表記のための発明か 遠藤耕太郎
上代文学はどのような古代日本語で表されているのか 奥村和美
中世が無常の時代というのは本当か 藤巻和宏
中世に説話集が流行したのはなぜか 近本謙介
中世の偽書 千本英史
中世文学研究と「歴史学」の交錯 大橋直義
中世歌謡と信仰はどのように結びついていたか 中本真人
五七のリズムは日本固有のものか 岡部隆志
五味文彦『『枕草子』の歴史学』の「新説」を検証する 津島知明
作家の古典現代語訳はどのように推敲されたか 上原 作和
十九世紀江戸文学における作者と絵師、版元の関係 佐藤悟
古筆研究はどこまで文学史を書き換えたか 仁平道明
和歌史において武士の時代はどう位置づけられるか 舘野文昭
国学における実証性と精神性 田中康二
天照大御神は太陽神か 烏谷知子
文献空白期の平安時代琴史 正道寺康子
日本における「文人」とは 池澤一郎
歌舞伎人気はどれくらい地方にまで広がっていたのか 池山晃
歌語「のどけし」にみる近世の歌論と実作 盛田帝子
注釈学の発生メカニズムは解明可能か 東望歩
浄瑠璃正本は実際の舞台にどれだけ忠実なのか 黒石陽子
物語文学史の空白は書き換え可能か 渡辺泰宏
琉球をめぐる文芸 目黒将史
秋成にとって『春雨物語』を書く意味とは 長島弘明
紫の上妻妾婚姻論は平安時代の結婚をどう読み替え得たか 鵜飼祐江
蕉風は芭蕉の何を受け継いだのか 深沢了子
西鶴浮世草子をどう読むべきか 中嶋隆
諸本論は『枕草子』研究を革新できるか 山中悠希
軍記はどのような人に読まれたのか 井上泰至
軍記文学史は必要か 大津雄一
近世における写本と版本の関係は 塩村耕
近世に怪談が流行ったのはなぜか 佐伯孝弘
近世文学における教訓性とは 倉員正江
近世期における春画の用途と享受者 石上阿希
馬琴の「隠微」とは何だったのか 板坂則子
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