三浦顕一郎 著
足尾銅山鉱毒問題の解決に尽力した田中正造。彼は、国家本位・国益至上主義であった近代日本において、国民のために政治を実践しようとした「希有の人」であった。本書は、田中が「希有な人」になる過程を足尾鉱毒問題との闘いに即して明らかにし、さらに田中にとっての人権・憲法・政治の意味について論じていく。人々の権利や生命を守るための闘いを通して「土から生まれたリベラル・デモクラット」となった田中に焦点を当て、政治とは本来、誰のためにあるのかを考える。
「BOOKデータベース」より
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