「やさしさ」過剰社会

榎本博明 著

ある大学生は、自分の友だちに深刻な悩みごとは相談できないという。「友だちにそんな重たい話をして、負担をかけたくない」。しかしそんなに気を遣う関係が、友人関係と言えるのか。目を転じれば、子どもを叱れない親、部下を注意できない上司が世に溢れており、人を傷つけてはいけないという風潮があるようだが、背景には「子どもに嫌われたくない」「部下に訴えられたくない」といった思惑があるのではないだろうか。上っ面のやさしさが主流になり、あえて厳しいことも言う本物のやさしさが疎まれてしまう時代。日本古来の「間柄の文化」にも言及しながら、現代の「やさしさ」を心理学者が分析する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 その人は、ほんとうにやさしいのか?
  • 第2章 「やさしさ」がもたらす、重苦しい閉塞感
  • 第3章 その友だちや恋人は、ほんとうにやさしいのか?
  • 第4章 その親は、ほんとうにやさしいのか?
  • 第5章 その上司は、ほんとうにやさしいのか?
  • 第6章 タテマエの崩壊によって増殖する利己的なやさしさ
  • 第7章 「間柄の文化」-日本特有のやさしさ
  • 第8章 「偽物のやさしさ」に騙されないために

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「やさしさ」過剰社会
著作者等 榎本 博明
書名ヨミ ヤサシサ カジョウ シャカイ : ヒト オ キズツケテワ イケナイ ノカ
書名別名 人を傷つけてはいけないのか
シリーズ名 PHP新書 1073
出版元 PHP研究所
刊行年月 2016.11
ページ数 206p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-83225-8
NCID BB2251602X
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全国書誌番号
22818071
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言語 日本語
出版国 日本
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