彼女たちの文学

飯田祐子 著

女性作家は"女性"を代表しない。"女性"へと呼びかけられ、亀裂の感覚を生きながら、彼女たちはいかに語ってきたのか。田村俊子、野上弥生子、宮本百合子、尾崎翠、林芙美子、円地文子、田辺聖子、松浦理英子、水村美苗、多和田葉子など、複数の読み手に曝されたマイノリティ文学として読む。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • "女性作家"という枠組み
  • 第1部 応答性と被読性("女"の自己表象-田村俊子「女作者」
  • 書く女/書けない女-杉本正生の「小説」
  • 読者となること・読者へ導くこと-円地文子『朱を奪うもの』
  • 聞き手を求める-水村美苗『私小説 from left to right』
  • 関係を続ける-松浦理英子『裏ヴァージョン』)
  • 第2部 "女"との交渉("女"を構成する軋み-『女学雑誌』における「内助」と"女学生"
  • 「師」の効用-野上弥生子の特殊性
  • 意味化の欲望-宮本百合子『伸子』
  • 女性作家とフェミニズム-田辺聖子と女たち)
  • 第3部 主体化のほつれ("婆"の位置-奥村五百子と愛国婦人会
  • 越境の重層性-牛島春子「祝といふ男」と八木義徳「劉廣福」
  • 従軍記と当時者性-林芙美子『戦線』『北岸部隊』)
  • 第4部 言挙げするのとは別のやり方で(異性愛制度と撹乱的感覚-田村俊子「炮烙の刑」
  • 遊歩する少女たち-尾崎翠とフラヌール
  • 言葉と身体-多和田葉子『聖女伝説』『飛魂』)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 彼女たちの文学
著作者等 飯田 祐子
書名ヨミ カノジョタチ ノ ブンガク : カタリニクサ ト ヨマレル コト
書名別名 語りにくさと読まれること
出版元 名古屋大学出版会
刊行年月 2016.3
ページ数 358,5p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-8158-0835-8
NCID BB21080064
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全国書誌番号
22746675
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言語 日本語
出版国 日本
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