不在の哲学

中島義道 著

古来、西洋哲学は確固とした普遍的「実在」を求めてきた。本書は、そうした客観的・統一的な脱自己中心的世界としての「実在」ではなく、対立概念である「不在」こそが「真にあること」ではないかという問題に取組む。言語=理性を習得してしまった人間は、客観的・統一的な「実在」こそ普遍的であり、それを、多元的・自己中心的な「私の世界」よりも優位に置く図式に、なかなか抗うことができない。そして、自分が住んでいる世界の相貌を語りつくすことができない。それはなぜなのか。不在を生み出す時間、自己と他者というトリック等、数々の哲学のアポリアに迫る、渾身の書下ろし。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 実在と不在
  • 第1章 不在というあり方
  • 第2章 不在と"いま"
  • 第3章 不在としての過去
  • 第4章 不在としての私
  • 第5章 観念としての客観的世界
  • 第6章 多元的原事実
  • 終章 不在と無

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 不在の哲学
著作者等 中島 義道
書名ヨミ フザイ ノ テツガク
シリーズ名 ちくま学芸文庫 ナ8-3
出版元 筑摩書房
刊行年月 2016.2
ページ数 405p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09721-7
NCID BB20658384
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22734843
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想