インテリジェンスの世界史

小谷賢 著

通信傍受や暗号解読は、第一次世界大戦時に外交・安全保障上の必要性から生じ、第二次世界大戦においては、傍受する対象国が複数となり、暗号自体も複雑化したため、米英間にUKUSA協定が結ばれた。戦争が終結するとソ連の脅威に対抗するため、この協定にカナダ、オーストラリア、ニュージーランドが加わり、ファイブ・アイズ諸国の体制が確立し、冷戦を裏から支えた。ソ連が崩壊し、冷戦が終結すると、肥大化したインテリジェンス組織は縮小させられたが、9・11同時多発テロによって、テロとの戦いという方向性が明確になっていく。こうして情報組織はネットから世界中のデータを吸い上げるようになる。国際政治の複雑怪奇な実態を裏から眺めるもう一つの現代史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 通信傍受と暗号解読の歴史(通信傍受の歴史
  • 第二次世界大戦までの米英の暗号解読活動)
  • 第2章 米英インテリジェンス同盟の構築(米英情報協力の始まり
  • 第二次世界大戦の終結とUKUSA協定)
  • 第3章 対共産圏の通信傍受包囲網-冷戦前半期(NSAの誕生
  • ファイヴ・アイズの成立
  • 冷戦初期のUKUSA
  • 対ソ情報収集活動の進展-スエズ危機、ベルリン・トンネル作戦
  • 拡大する通信傍受活動-キューバ危機、ヴェトナム戦争)
  • 第4章 進化する通信傍受技術-冷戦後半期(通信傍受手法の技術的進展-通信衛星、海底ケーブル
  • UKUSA間の軋轢-デタントの波紋
  • 人口に膾炙するUKUSA
  • ソ連への機密漏洩
  • 苦悩するGCHQ)
  • 第5章 変容を迫られるUKUSA-冷戦後(変化するUKUSA-湾岸戦争、情報組織に対する監視
  • 同時多発テロの衝撃-9・11、イラク戦争、スノーデン事件)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 インテリジェンスの世界史
著作者等 小谷 賢
書名ヨミ インテリジェンス ノ セカイシ : ダイニジ セカイ タイセン カラ スノーデン ジケン マデ
書名別名 第二次世界大戦からスノーデン事件まで

Interijensu no sekaishi
シリーズ名 岩波現代全書 079
出版元 岩波書店
刊行年月 2015.12
ページ数 207,6p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-029179-8
NCID BB20234694
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全国書誌番号
22691454
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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