工藤光一 著
国民統合が進展する一九世紀フランスで、地域に生きる人びとは「政治」とどう関わっていたのか。ナポレオン復活の「うわさ」にあらわれた集合的想像力、一八五一年蜂起における民衆意識、国民祭典におけるローカル/ナショナルのせめぎ合い-東部のオーブ県、南部のヴァール県に残された文書史料を読み解き、農民たち自身が「政治」を主体的に生き、自らのものとしていくさまを描く。社会史研究と文化史学が交錯する「政治文化論」の到達点。
「BOOKデータベース」より
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