人を対象とする研究・実験への取組みには、科学的合理性に基づいた研究の設計と、被験者保護のための倫理的妥当性が要求される。本書は、エンジニアがこのような要求に応えるのを助けることを目的としている。生物医学の方法論、研究デザイン、サンプルサイズの設計など、エビデンスを作るための基礎をとりまとめた。研究倫理の原理とさまざまな場面での規則化のポイントを解説することによって、研究計画のための最低限の知識を得られるように配慮。支援機器を主要な題材としているが、人を対象とする工学研究全般に役立つよう解説している。
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