男の絆の比較文化史

佐伯順子 著

日本において"男の絆"は、中世の稚児物語、近世の浮世草子や歌舞伎、近現代の幸田露伴や福永武彦などの小説、そして現代の演劇、映画、漫画に至るまで、連綿と描き続けられてきたモチーフである。さまざまな日本の文化事象に加えて、ひろく海外文化からの影響をも視野に入れて、男同士の絆の表象の系譜をたどり、その背後にある社会的規範のメカニズム、ジェンダーの機能を鮮やかに読み解く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 稚児物語と"男の絆"-桜と無常の美
  • 第2章 トーマス・マンと"男性同盟"-『ヴェニスに死す』と稚児物語の共鳴
  • 第3章 『禁色』の女性嫌悪と"男の絆"-マン/稚児物語/三島
  • 第4章 江戸の男色の美学-武士道と歌舞伎の色恋
  • 第5章 漱石の「士族」意識と"男の絆"-『坊っちゃん』のホモ・ソーシャル
  • 第6章 "近代武士道"と戦時体制-幸田露伴『ひげ男』と軍国少年
  • 第7章 「同性愛」の時代の男色実践-南方熊楠「浄の男道」論にみる近代の男色のゆくえ
  • 第8章 悩める昭和期の男子生徒-『草の花』『仮面の告白』にみる男子校の恋
  • 第9章 女性のための美少年幻想-少女漫画の少年愛と"男の絆"

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 男の絆の比較文化史
著作者等 佐伯 順子
書名ヨミ オトコ ノ キズナ ノ ヒカク ブンカシ : サクラ ト ショウネン
書名別名 桜と少年
シリーズ名 岩波現代全書 064
出版元 岩波書店
刊行年月 2015.6
ページ数 283p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-029164-4
NCID BB18913285
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全国書誌番号
22617774
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言語 日本語
出版国 日本
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