呆けたカントに「理性」はあるか

大井玄 著

「あなたは胃ろうを受けいれますか?」。そう問われた際、ボケて認知能力が低下した高齢者でも、健常者と同じく八割が「NO」と答える。いったい、なぜなのか-臨床観察と近代哲学の両面から、人間の判断の構造をひもとくうちに見えてくる、理性と情動の関係、意識と無意識の働き、三八億年の生命史をさかのぼる「好き・嫌い」の直感的意思表示の意味…。認知症五〇〇万人時代を迎える現代人必読の論考。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 胃ろうの選択を前にして
  • 第2章 延命と生存の質(QOL)から考える
  • 第3章 認知症高齢者に是非をたずねる
  • 第4章 「好き」「嫌い」の情動をさかのぼる
  • 第5章 パイロット・スタディに寄せられた二つの疑問
  • 第6章 理性は情動より大切か
  • 第7章 理性はヒトに固有の能力か
  • 第8章 理性と情動を「いのちの営み」から考える
  • 第9章 意識と無意識の働き
  • 第10章 身体的判断は理性的意思決定に先行する
  • 第11章 認知症高齢者に耳傾ける倫理

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 呆けたカントに「理性」はあるか
著作者等 大井 玄
書名ヨミ ボケタ カント ニ リセイ ワ アルカ
シリーズ名 新潮新書 620
出版元 新潮社
刊行年月 2015.5
ページ数 191p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-10-610620-0
NCID BB18598359
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全国書誌番号
22590757
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言語 日本語
出版国 日本
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