あそぶ神仏

辻惟雄 著

いつの世も庶民はひたすらこの世の幸を追い求めるもの。その奔放な想像力にかかれば神様仏様といえどもこの通り、親しみ深く荒削り、すこぶるかわいらしく、ときには世にも怖ろしい姿となる。アニミズム的感性に裏打ちされた力強く鮮烈な表現は、正統的な宗教美術とは一線を画す、異次元の美の宇宙を形づくっている。妖怪となった器物=付喪神の饗宴、白隠や仙〓(がい)の不羈奔放な禅画、大らかな性器崇拝と春画との関わり、そして北斎の劇画の如き仏画と異形の滝…。「奇想」の発見で日本美術史を塗り替えた眼の革命家が、宗教美術のもう一つの水脈に分け入り、その核心に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 日本美術に流れるアニミズム
  • 2 変容する神仏たち-近世宗教美術の世界
  • 謎多い遊行僧円空にひかれて
  • 木喰と東北・上越
  • 野に生きた僧-風外慧薫の生涯と作品
  • 近世禅僧の絵画-白隠・仙〓(がい)
  • 白隠"半身達磨像"(永明寺本)
  • 3 浮世絵春画と性器崇拝
  • 北斎の信仰と絵
  • 北斎晩年の"ふしぎな世界"
  • 4 天龍道人源道の仏画

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 あそぶ神仏
著作者等 辻 惟雄
書名ヨミ アソブ シンブツ : エド ノ シュウキョウ ビジュツ ト アニミズム
書名別名 江戸の宗教美術とアニミズム
シリーズ名 ちくま学芸文庫 ツ7-4
出版元 筑摩書房
刊行年月 2015.4
ページ数 255p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09661-6
NCID BB18434125
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全国書誌番号
22570080
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言語 日本語
出版国 日本
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