素描

講談社文芸文庫 編

二十世紀を代表する小説家であり、思想家、批評家でもある埴谷雄高(一九〇九〜九七)は、その哲学的、観念的作風から、しばしば「難解な作家」と評される。だが周囲の目に映るその姿は多面的で、人間味の溢れる実務家でもあった。屋根裏の哲学者、闇の住人、しゃべる人、聴く人、寛容の人…文学と哲学、個人と宇宙を繋いだ知の巨人を、同時代を生きた友、敬慕する後輩が生き生きと綴る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1(『死霊』成立の外的条件(荒正人)
  • 熱を抜いて見る人(本多秋五)
  • 復元能力について(平野謙) ほか)
  • 2(「あさって会」の頃(中村真一郎)
  • 埴谷さんの教え(杉浦明平)
  • 精神的な父のような(高橋たか子) ほか)
  • 3(影法師が踊る(大庭みな子)
  • 九五年八月二日夜(中薗英助)
  • 埴谷さんのこと(中野孝次) ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 素描
著作者等 講談社
講談社文芸文庫
書名ヨミ ソビョウ : ハニヤ ユタカ オ カタル
書名別名 埴谷雄高を語る

Sobyo
シリーズ名 講談社文芸文庫 はJ7
出版元 講談社
刊行年月 2015.3
ページ数 283p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-06-290247-2
NCID BB18276738
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22546005
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
"白昼"の埴谷雄高 清水哲男
〈妄想実験〉と下世話のあいだ 針生一郎
「あさって会」の頃 中村真一郎
「市民」の大「形而上学」 小田実
「構想」の友人達 栗林種一
『××と××』シリーズ伝説 松本昌次
『死霊』の未完成 粟津則雄
『死霊』を読んだ頃 秋山駿
『死霊』成立の外的条件 荒正人
あの頃 武田百合子
あの頃の埴谷さん 澁澤龍彥
なつかしいもの二つ 江川卓
ひたむきな思索、暗示力 小川国夫
ぼけの上塗り 大岡昇平
エディトリアル・ゴシップス 木島始
スターリン批判 大久保房男
九五年八月二日夜 中薗英助
京都で、埴谷さんと 山田稔
俗人・埴谷雄高 平田次三郎
修正意見として 丸谷才一
傘とワイン 加藤典洋
元気を出させる人 小島信夫
先達のひとりとして 古井由吉
埴谷さんとナスターシャ・フィリッポヴナ 三枝和子
埴谷さんと存在感覚 椎名麟三
埴谷さんと日本映画 大島渚
埴谷さんと絵 太田治子
埴谷さんのこと 橋川文三
埴谷さんのこと 中野孝次
埴谷さんのカメラ・アイ 渋沢孝輔
埴谷さんの思い出 中村稔
埴谷さんの教え 杉浦明平
埴谷さんの文章 篠田一士
埴谷さんの背中 森崎和江
埴谷さんをめぐる記憶 日野啓三
埴谷の死、『死霊』のこと 小田切秀雄
埴谷先生、謝謝! 姚巧梅
埴谷夫人の親子丼 常盤新平
埴谷氏のこと 藤枝静男
埴谷雄高 堀田善衞
埴谷雄高さんの死に際会して 吉本隆明
埴谷雄高と花田清輝 鎌田慧
埴谷雄高のこと 富士正晴
埴谷雄高の永遠の女性 佐々木基一
埴谷雄高氏との出会い 辻邦生
埴谷雄高氏の姿勢 真継伸彦
大師匠・埴谷雄高 柘植光彦
女性への「精神のリレー」 高良留美子
宇宙のかなたからのエロス 荒このみ
屋根裏の哲学者とジン 開高健
巨大な悪戦 山室静
影法師が踊る 大庭みな子
復元能力について 平野謙
憧れと韜晦 後藤明生
懐かしい人、埴谷雄高さん 加賀乙彦
戦争が終ったあと 中田耕治
文体の底にあるもの 竹内好
明るく楽しい埴谷雄高 五木寛之
暗い部屋の涯で 高梨豊
最後に逢った日 瀬戸内寂聴
滅亡の彼方に 宮田毬栄
熱を抜いて見る人 本多秋五
精神的な父のような 高橋たか子
編集者として 寺田博
自同律の謎 栗田勇
般若の幻 島尾敏雄
近所のオジさん 正津勉
迷惑のかけっ放し 久保田正文
追想 岡松和夫
非地球的人間 北杜夫
高い空 黒井千次
魂の気圏で 齋藤愼爾
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想