近世武家社会における待遇表現体系の研究

佐藤志帆子 著

近世末期桑名藩の下級武士・渡部平太夫によって書かれた『桑名日記』には、家族や藩士との日々の生活の様子を綴った生き生きとした口語的な文体のなかに、多彩な待遇表現形式がみられる。本書では、そうした『桑名日記』にみられる多彩な待遇表現形式について、およそ十年にもおよぶ日記の内容や、桑名藩に残る周辺の歴史史料からわかる人間関係や場面との相関から、その運用実態を精細に記述する。また、運用実態の記述をとおして把握した待遇表現体系が、いかなるものであるのかを、近世末期桑名藩の下級武士の生活のありようや社会構造とのかかわりから読み解く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 『桑名日記』と近世末期桑名藩の下級武士とその家族(『桑名日記』と桑名藩に残る歴史史料
  • 『桑名日記』に登場する藩士とその家族の属性
  • 近世末期桑名藩の下級武士とその家族の生活)
  • 第2部 『桑名日記』にみる近世末期桑名藩の下級武士とその家族の待遇表現(「来ル」を意味する尊敬語
  • 命令形による命令表現
  • 授受補助動詞クレル類命令形による働きかけの表現
  • 述部待遇表現形式の体系間における待遇価値の異同
  • 人称代名詞)
  • 第3部 近世末期桑名藩の下級武士とその家族の待遇表現体系の性格をめぐって(第三者待遇表現の運用上の特質
  • 待遇表現の使い分けに関わる場面の内実-平太夫の一日の生活に着目して
  • 体系分化の方向性と社会構造との相関からみた待遇表現体系の性格
  • 近世末期桑名藩の下級武士とその家族の武家のことばとしての待遇表現体系
  • 近世語研究への展望)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 近世武家社会における待遇表現体系の研究
著作者等 佐藤 志帆子
書名ヨミ キンセイ ブケ シャカイ ニ オケル タイグウ ヒョウゲン タイケイ ノ ケンキュウ : クワナハン カキュウ ブシ ニ ヨル クワナ ニッキ オ レイ ト シテ
書名別名 桑名藩下級武士による『桑名日記』を例として

Kinsei buke shakai ni okeru taigu hyogen taikei no kenkyu
シリーズ名 研究叢書 451
出版元 和泉書院
刊行年月 2014.11
ページ数 328p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7576-0723-1
NCID BB17324675
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全国書誌番号
22514306
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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