ロベール・ドロール 著 ; 桐村泰次 訳
中世は現在も私たちの世界の中に厳然と息づいている。その物質的・精神的遺産は厖大であるが、しばしば型にはめられたイメージによって歪められ、その真実は覆い隠されている。本書は、メロヴィング時代からルネサンス時代にいたる政治的ヨーロッパが作り出した事件・出来事を語るものではなく、「中世の人」というものを、その物心両面にわたる環境の中で、日々の生活の中で、そして信仰と慣習の中で、発見し理解しようとする人々のために書かれたものである。
「BOOKデータベース」より
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