阿川佐和子 著
ある晩閃いた。スープでも、作ろう。あらゆる残り物を鍋に投入し、出来上がったのは赤茶色の怪しい液体。映画「バベットの晩餐会」に出てくる魔女のスープのよう。恐る恐る食してみれば、うん、おいしい。一緒に食べてくれる人がいれば愛が芽生えるのではないかしら?楽屋にあった鮭弁当、干涸びた納豆、新鮮なお刺身-愛はさておき、食べ過ぎた。今日も幸せ、極上の食エッセイ。
「BOOKデータベース」より
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