精神医療・診断の手引き

大野裕 著

精神科診断は、DSMというマニュアルに頼るのではなく「症状をじっくりと観察する」ことが第一である。当たり前のことだが、それが忘れ去られようとしている。「病名を付ければよい、そして、それに基づいて薬を処方すればよい」という風潮が強まったのは、DSM=3が導入されてからだ。と批判的に言う人がいるが、著者はそうではない、と考える。そこには現代精神医学が抱える問題がある。DSM‐3が「必要」になった背景とその後の展開、そして、DSM‐5の作成をめぐっての「批判」を紹介しながら、著者の精神医療論を語る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 十八代目中村勘三郎とDSM
  • 第1部 DSM‐3はなぜ必要とされたか(治療のための診断とは
  • DSM‐3を生んだ精神医療の医学化 ほか)
  • 第2部 DSMと過剰診断・過剰治療(過剰診断・過剰治療
  • Disorderの訳語をめぐる議論 ほか)
  • 第3部 DSM‐5の失敗が教えること(DSM‐5の概要とDSM‐4からの変更点
  • DSM‐5が日指したパラダイム・シフトと挫折 ほか)
  • 第4部 今後の精神医療への展望(こころの健康を実現する環境
  • 自殺対策のための略戦研究 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 精神医療・診断の手引き
著作者等 大野 裕
書名ヨミ セイシン イリョウ シンダン ノ テビキ : ディーエスエム スリー ワ ナゼ ツクラレ ディーエスエム ファイヴ ワ ナゼ ヒハン サレタカ
書名別名 DSM-3はなぜ作られ、DSM-5はなぜ批判されたか
シリーズ名 精神障害の診断と統計の手引き
出版元 金剛
刊行年月 2014.9
ページ数 201p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-7724-1386-2
NCID BB16548280
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全国書誌番号
22467828
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言語 日本語
出版国 日本
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