海老澤衷, 高橋敏子 編
平安時代末期より戦国期にいたるまで長い命脈を保った備中国新見荘。東寺領であったことにより東寺百合文書等に多くの文献史料が残り、また、中世村落の景観を垣間見ることのできる環境を有する日本中世史研究における稀有なフィールドである。本書では文献資料の分析を軸に政治史・経済史・環境論・古文書学等にまたがる多面的な検証により、生産・流通、自然環境、地域社会、支配構造など、中世荘園をめぐる歴史的状況を立体的に描き出す。
「BOOKデータベース」より
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