マラルメ セイレーンの政治学

ジャック・ランシエール 著 ; 坂巻康司, 森本淳生 訳

オリジナルが消滅した時代に模倣再現的な表象のコードとヒエラルキーを放棄し、イデーの純粋な描線=エクリチュールによる"共同体"を作り出すことを夢見たマラルメ。詩を未来の宗教に変え、出現と消滅とを分節化するフィクションの力とは何か。稀代の哲学者による透徹したマラルメ読解の白眉。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 詩句という泡(真白なる心やり)
  • 神秘の詩学(神秘を語るいくつかの言葉
  • 夢の舞台
  • 虚無から無に等しいもの
  • フィクションという方法
  • 詩の扇)
  • 霊的心情の頌歌(世紀の宗教
  • 神性についてのふたつのテーゼ
  • 詩人と労働者
  • 音楽的な宗教
  • 神ワーグナー-詩、音楽そして政治)
  • 書物の義務(思考としての詩-世紀の物語
  • 音楽、ダンス、詩-「ミメーシス」の円環
  • 真正な紙葉)
  • 付録 マラルメ詩文抄

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 マラルメ セイレーンの政治学
著作者等 Rancière, Jacques
坂巻 康司
森本 淳生
Ranci`ere Jacques
ランシエール ジャック
書名ヨミ マラルメ セイレーン ノ セイジガク
書名別名 MALLARMÉ
シリーズ名 批評の小径
出版元 水声社
刊行年月 2014.5
ページ数 224p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-8010-0024-7
NCID BB15728061
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全国書誌番号
22424180
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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