悪についての試論

ジャン・ナベール [著] ; 杉村靖彦 訳

「フランス反省哲学」の思想潮流を継承し、リクールに多大な影響をもたらした20世紀の知られざる哲学者ナベール。その主著である本書(1955年刊行)は、きわめて晦渋で屈折した文体ゆえ読者を限定する一方で、思想の歴史のなかでも唯一無二の緊張と潜勢力をはらんだ独自の「悪」論をなしている。訳者による「ナベール入門」ともいうべき、充実の解説および注を付す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 正当化できないもの(正当化できないという感情
  • 災悪-規範にもとづく判断とその限界 ほか)
  • 第2章 不純な原因性(知的意識の自発性と意志作用の理性性
  • 意志の原因性の根源的不純性 ほか)
  • 第3章 罪(悪の問いへの思弁的解答の断念、悪の試練=経験へと立ち戻ること
  • 罪の感情と自己への不相等の感情との関係 ほか)
  • 第4章 意識間の分離(意識間の分離という視点への移行
  • 意識間の相互性の関係と対自的な個別意識との同時生成 ほか)
  • 第5章 正当化(義認)へのアプローチ(正当化(義認)の欲望の自覚。その端緒となるもの
  • カントの再生概念とその不十分性。正当化(義認)の問いの核心にあるもの ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 悪についての試論
著作者等 Nabert, Jean
杉村 靖彦
ナベール ジャン
書名ヨミ アク ニ ツイテ ノ シロン
書名別名 Essai sur le mal

Aku ni tsuite no shiron
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 1007
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2014.2
ページ数 267p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-588-01007-1
NCID BB14966337
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全国書誌番号
22381991
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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