99・9%が誤用の抗生物質

岩田健太郎 著

抗生物質は多くの国で間違った使い方をされているが、日本においてその間違い方は顕著であり、ほとんどが誤用である。必要のない症状に漫然と処方されているために、耐性菌が増え、抗生物質を治療の切り札とする、命を奪う肺炎や、急性喉頭蓋炎、髄膜炎などの感染症治療の際に使用できず、患者(子どもを含む)が亡くなるようなことも起きている。また心臓への副作用などリスクも報告されているが、知らない医者・患者も多い。「よくなってほしい」「誤診が怖い」と、つい足し算の医療をしてしまう医師、そして医師まかせにして病院ブランドや薬にしがみつく患者の双方の態度に警鐘を鳴らしつつ、「微妙な状態をビクビクしながら待ち、時間を活用しながら薬が必要かを判断する」という、臨床医学のよりリッチな世界観へと読者を導く。医者と患者と薬、その関係を問い直す一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 かぜに抗生物質は必要ない
  • 第2章 21世紀の感染症の世界
  • 第3章 「診断」という知的営為-臨床医、リッチな世界観を持つべし
  • 第4章 臨床をなめんなよ-現場の医療レベルが上がらない、その理由
  • 第5章 経口三世代セファロスポリンは、99・9%が誤用
  • 第6章 日本感染症界の「黒歴史」
  • 第7章 もっと「感染症のプロ」を-日本の感染症専門医、その信頼性について
  • 最終章 さらば、「足し算」の医療-ポリファーマシー(多薬剤処方)の問題

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 99・9%が誤用の抗生物質
著作者等 岩田 健太郎
書名ヨミ キュウジュウキュウテンキュウパーセント ガ ゴヨウ ノ コウセイ ブッシツ : イシャ モ シラナイ ホント ノ ハナシ
書名別名 医者も知らないホントの話
シリーズ名 光文社新書 656
出版元 光文社
刊行年月 2013.8
ページ数 286p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-334-03759-8
NCID BB13212057
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全国書誌番号
22291193
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言語 日本語
出版国 日本
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