会社を支配するのは誰か : 日本の企業統治

吉村典久 著

同族経営、「物言わぬ」株主と取締役、御用組合。日本の企業風土にはびこる旧弊を乗りこえ、グローバル・スタンダードな企業統治(コーポレート・ガバナンス)を貫徹するべし-この通念は真なのか?大企業が果たしてきた危機克服-社長解任という統治行為の実態、この国の組織が育んできた伝統、そして「お手本」とされたアメリカの事例を検証し、企業統治論のオルタナティブを探る。日本の会社を作りあげてきたもの、これから作りあげるものは、果たして何か。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 企業統治の問題を生み出してきたもの-株式会社制度に潜む本質的問題(企業統治の問題とは何か
  • アダム・スミスの株式会社観-「資本主義の父」の警句
  • 出光佐三の株式会社観-「黄金の奴隷たるなかれ」
  • 企業統治の問題の終焉?)
  • 第2章 日本の企業を作りあげてきたもの-労働組合とミドルの力(日本の企業統治の通念-メインバンクによる牽制
  • 三越における社長解任劇の裏舞台
  • 労組主導による経営者解任の事例-ヤマハの事例
  • ミドル主導による経営者解任の事例-セイコーインスツルの事例
  • 従業員集団による統治の一般的特徴)
  • 第3章 日本の組織を作りあげてきたもの-江戸期の商家・武家における統治(「侵すべからざる上下秩序」という通念
  • 商家における主の解任劇の裏舞台
  • 武家における主の解任劇の裏舞台)
  • 第4章 米国の企業を作りあげてきたもの-ヘンリー・フォードの哲学(米国企業の経営・統治の模範-ゼネラルモーターズ
  • 模範の末路-ガバメントモーターズ
  • 「株主・株式市場による統治」への意義-フォード、ファイアストン、そしてグーグルとフェイスブック)
  • 第5章 日本の企業を作りあげていくもの-真の解決に向かって(「ソニーに学べ」
  • 三度目の奇跡に向かう時代に-二度目の奇跡の時代を振り返って)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 会社を支配するのは誰か : 日本の企業統治
著作者等 吉村 典久
書名ヨミ カイシャ オ シハイ スル ノワ ダレカ : ニホン ノ キギョウ トウチ
シリーズ名 講談社選書メチエ 535
出版元 講談社
刊行年月 2012.10
ページ数 262p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-06-258538-5
NCID BB10391007
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全国書誌番号
22160184
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言語 日本語
出版国 日本
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