ドストエーフスキー覚書

森有正 著

ドストエフスキーの文学は、いまなお私たちの魂を揺さぶってやまない。長大な作品の最初のページを開いた瞬間から我知らず引き込まれてゆくのはなぜか。「この本を出したのは、思想的な牽引力が私をドストエーフスキーに引き付けたからであった。思想的とは、人間の現実に直入して、その中核を把握する力強さについてのことである」。著者は『罪と罰』に罪悪感を、『悪霊』に絶望と死を、『カラマーゾフの兄弟』に自由と愛を、『白痴』に善を考察し、『死の家の記録』に「人間」を発見する。深い洞察に導かれた「読み」は、その作品世界を味わうための最良のガイドとなっている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 ドストエーフスキーの罪悪観-『罪と罰』の一考察
  • 2 ドストエーフスキーにおける絶望と死-『悪霊』の一考察
  • 3 スタヴローギンの精神像
  • 4 コーリャ・クラソートキン-『カラマーゾフの兄弟』の中の一挿話
  • 5 ドストエーフスキーにおける「自由」の一考察-『大審問官』の場合
  • 6 『ロシアの僧侶』をめぐって-ドストエーフスキーにおける愛
  • 7 ドストエーフスキーの『罪と罰』について
  • 8 ドストエーフスキーにおける神と人
  • 9 ドストエーフスキーにおける「善」について-『白痴』をめぐって
  • 10 『人間』の発見-『死の家の記録』をめぐって

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ドストエーフスキー覚書
著作者等 森 有正
書名ヨミ ドストエーフスキー オボエガキ
シリーズ名 ちくま学芸文庫 モ3-6
出版元 筑摩書房
刊行年月 2012.4
ページ数 444p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09450-6
NCID BB08900538
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全国書誌番号
22103870
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言語 日本語
出版国 日本
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