ウェレイユス・パテルクルス 著 ; 西田卓生, 高橋宏幸 訳
紀元前後を跨いで生きた一将校が、知人の執政官就任を記念して著わしたローマ概略史。トロイア陥落から説き起こし、ティベリウス帝治下の後29年をもって擱筆される。ラテン文学の白銀期に特徴的な修辞法を多用しつつ、後輩の史家タキトゥスとは好対照な称讃的態度で、歴史的事実よりも人物の伝記のほうに関心が置かれている。
「BOOKデータベース」より
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