最新言語理論を英語教育に活用する

藤田耕司, 松本マスミ, 児玉一宏, 谷口一美 編

現代の言語学・英語学の理論的研究によって得られた最新の知見を、大学英語教育に有効に活用するための意欲的提言を行う論考42編を収める。執筆陣は生成文法や認知言語学をはじめとする多彩な研究領域で活躍する第一線の研究者であり、多岐に渡る今日の文法研究の主要トピックを余すところなく網羅し、簡潔・平易に解説する。英語教育に携わる教員のみならず、すべての言語学・英語学研究者にとっても利用価値の高い必携の論集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 特別寄稿(句構造の重要性
  • 学習者の誤用を言語学的に説明する試み)
  • 1 音韻論・形態論編(言語学の知見を学校英語教育に活用するということ
  • 比較音韻論を聴き取り・発音教育に活用する-北大オンライン授業での実践報告 ほか)
  • 2 冠詞・名詞・代名詞編(制限的関係詞節の先行詞には必ずtheを付けなければならないのか
  • 総称文と冠詞 ほか)
  • 3 前置詞・形容詞・副詞編(英語前置詞と英語教育
  • 学習に有効なイメージ・スキーマと多義ネットワークの構築にむけて ほか)
  • 4 動詞・助動詞・時制編(動詞句の存在とその内と外
  • 項と付加詞の統語的区別の重要性 ほか)
  • 5 構文・テクスト編(生成文法による中間構文の分析が英語教育に対して果たす役割
  • With構文の構造とその汎用性 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 最新言語理論を英語教育に活用する
著作者等 児玉 一宏
松本 マスミ
藤田 耕司
谷口 一美
書名ヨミ サイシン ゲンゴ リロン オ エイゴ キョウイク ニ カツヨウスル
出版元 開拓社
刊行年月 2012.3
ページ数 485p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7589-2172-5
NCID BB08634070
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全国書誌番号
22076843
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
How Manyの疑問文習得に関する一考察 宮本陽一
STORYスキーマを活性化させる英語教育 宮浦国江
Way構文の動詞の特性 田中江扶
With構文の構造とその汎用性 本田謙介
「とがめ文」の統語構造 本田謙介, 田中江扶, 畠山雄二
「見えない箱」を用いた動詞と助動詞の説明について 大門正幸
コントロール構文の理論的分析と英語教育への活用 藤田 耕司
サテライト・フレーム言語と動詞フレーム言語 小野尚之
ナル動詞と英語教育 遊佐典昭
メタファーと再帰代名詞 吉村公宏
代名詞照応と英文法教育 安原和也
再構築方略について 寺田寛
冠詞・名詞・代名詞編 制限的関係詞節の先行詞には必ずtheを付けなければならないのか 石田秀雄
前置詞をどう位置づけるか 梅原大輔
前置詞・形容詞・副詞編 英語前置詞と英語教育 奥野忠徳
前置詞句と補文の交替, およびその英語教育への活用 菊地朗
動詞・助動詞・時制編 動詞句の存在とその内と外 金子義明
学習に有効なイメージ・スキーマと多義ネットワークの構築にむけて 谷口一美
学習者の誤用を言語学的に説明する試み 西光義弘
指令表現の選び方 高橋英光
描写述語構文 都築雅子
数量表現の作用域 本間伸輔
日本人英語学習者による冠詞の習得 山田一美
映画で見つける母語話者特有の英語表現と言語学的分析 小谷早稚江
時制の一致現象と埋め込み文の時制解釈 楠本紀代美
構文・テクスト編 生成文法による中間構文の分析が英語教育に対して果たす役割 松本 マスミ
構文交替研究と書き換え指導への活用 児玉 一宏
比較音韻論を聴き取り・発音教育に活用する 奥聡
特別寄稿 句構造の重要性 中村捷
結果構文と動詞小辞構文の統語的分析その英語教育への応用 小川芳樹
総称文と冠詞 藏藤健雄
英語におけるアスペクト動詞と補文構造 児玉富美子
英語の「未来」の文法 和田尚明
英語の裸複数形の総称的用法の習得に向けて 田中英理
英語史における動詞移動の変遷と屈折の豊かさについて 柳朋宏
英語教育における認知図式の利用とその効果 深田智
言語理論を生かしたCALLのコンテンツ開発 大谷直輝
認知言語学からみた受動態 米倉よう子
語の構成を考える 島田雅晴
音声学・音韻論が英語教育に与える示唆 田嶋圭一
音韻論・形態論編 言語学の知見を学校英語教育に活用するということ 有働眞理子
項と付加詞の統語的区別の重要性 畠山雄二
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