中世的修羅と死生の弁証法 : 事件の現象学 中世篇

前野佳彦 著

中世は、古代的制度の全面的崩壊から必然化した"修羅世界"であり、祝祭と儀礼の時代であった。合戦闘諍の修羅場で、主従情念は社会的紐帯の基盤を形成し、親族関係は血讐・仇討の連鎖を生み、聖性を求めて師弟や信徒らは禅林や荒れ野に赴いた。修羅‐止観‐開悟という定位彷徨、"夢幻能"的道行を、軍記物語や復讐譚の修羅エクリチュールや詩歌、生活所作儀礼などから読み解いて、中世遊歩人のまなざしと思念、中世的"事件"の実相および死生の弁証法を透視する。『形而上の中世都市』姉妹編。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 中世的修羅と生活所作の儀礼化
  • 第1章 主従情念の生成
  • 第2章 合戦の情念型
  • 第3章 仇討の情念型
  • 第4章 開悟の情念型
  • 第5章 家常茶飯の尽十方界-中世的定位コスモロジーの実相
  • 結び 死生の弁証法-その記号的根拠

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中世的修羅と死生の弁証法 : 事件の現象学 中世篇
著作者等 前野 佳彦
書名ヨミ チュウセイテキ シュラ ト シセイ ノ ベンショウホウ : ジケン ノ ゲンショウガク チュウセイヘン
シリーズ名 《思想・多島海》シリーズ 19
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2011.10
ページ数 388, 10p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-588-10019-2
NCID BB07060737
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全国書誌番号
22027121
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言語 日本語
出版国 日本
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