刑法理論の基礎

吉田敏雄 著

刑法学において、「犯罪とは構成要件該当の、違法旦つ有責の行為」であると定義されるのが一般です。しかし、この定義が定着したのはせいぜい、この百年くらいのことです。日本の刑法学は、ドイツ刑法学の圧倒的影響の下で、発展してきました。したがって、ドイツ刑法学で用いられている基本概念が日本刑法学でも用いられています。そのことが、刑法学の理解をいっそう難しくしているとも言えるでしょう。そこで、現在の犯罪理論を理解するためには、過去の犯罪理論、特に、ドイツ刑法学のそれを知っておく必要があります。本書は、先ず、序論で、犯罪概念の歴史的変遷、つまり、古典的犯罪概念から目的論的犯罪概念、そして、目的的行為論への変遷を概観します。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 刑法理論の変遷
  • 第1編 構成要件・違法論(因果関係
  • 故意
  • 構成要件的錯誤
  • 客観的帰属(実質的不法帰属)
  • 違法性・責任と構成要件
  • 防衛意思について)
  • 第2編 責任論(責任主義
  • 責任、統合予防そして行為者‐被害者‐仲介・和解の刑法理論的位置価値-責任主義再論)
  • 第3編 過失論(過失犯の構造)
  • 第4編 刑罰論(刑罰の一般予防目的と修復的正義
  • 刑罰の特別予防目的と修復的正義)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 刑法理論の基礎
著作者等 吉田 敏雄
書名ヨミ ケイホウ リロン ノ キソ
書名別名 The Fundamentals of the Criminal Law
出版元 成文堂
刊行年月 2010.12
版表示 第2版.
ページ数 345p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-7923-1891-8
NCID BB04267502
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21866551
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想