米田雄介 著
五弦琵琶は、世界中でただ一つ正倉院にのみ実物が伝わる。螺鈿が施された異国的な意匠のこの琵琶は、天平人の耳にどう響いたのか。これらの楽器のほか、遊戯具として伝わった囲碁・双六・投壷、「しきり」としての幔幕・帳・屏風など、のちの工芸美術や文化の礎となった正倉院宝物の数々-。東大寺に収められた聖武天皇遺愛の品から始まるこれら正倉院宝物の受容と展開の歴史を、その魅力とともに解き明かす。
「BOOKデータベース」より
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