グラック キャロル<Gluck Carol>;姜 尚中《カン サンジュン》;モーリス=スズキ テッサ<Morris‐Suzuki Tessa>;比屋根 照夫;岩崎 奈緒子;フジタニ タカシ;ハルトゥーニアン ハリー【著】<Harootunian Harry>
近代日本の虚構と欺瞞を、周縁部から問い直す。単一民族史観による他者排斥・抑圧・侵略をくりかえし、資本主義的発展の不均衡の中で、同一性を求めて呼び寄せた永遠なる「日本」。アイヌや沖縄、朝鮮半島の人々を巻き込んだ「帝国」日本の拡張。グローバリズムの中の象徴天皇制。境界を超えた視点から「日本」のゆくえを論じる、シリーズ最終巻。
「BOOKデータベース」より