秋庭太郎 著
永井荷風歿後最初に書かれた精緻な評伝。上巻は両親の家系に始まり、明治十二年の出生から大正末年まで。荷風の行状が数日ずつの単位で記録されている。文学との出会い、米欧への遊学、慶大教授就任、父の死と短期の結婚生活、麻布偏奇館移居、師・鴎外の死。『すみだ川』『腕くらべ』『おかめ笹』などの作品により作家としての名声を確立していく様子が描かれる。
「BOOKデータベース」より
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