叢書・中国的問題群  10

飯島 渉;澤田 ゆかり【著】

中国は、社会主義化の中で、「単位」(都市部の工場や農村の人民公社)に付随する福利厚生の充実によって、人々の暮らしの安定化を図った。改革開放政策によって、人民公社がなくなり、国有企業が縮小し、社会福祉を支えていた「単位」が崩壊すると、社会保障や医療サービスはむき出しの市場原理にさらされ、多くの農民は医療保険のない状況に置かれることになった。社会保障制度と公共性の再構築は、高齢化社会を迎えた現代中国が抱えるアキレス腱となっており、現代日本が抱える問題でもある。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 中国社会と医療・衛生
  • 第2章 社会主義革命と医療・衛生
  • 第3章 社会主義革命と生活保障-計画経済期の継続と矛盾
  • 第4章 改革開放期の生活保障-社会保険の制度改革の展開
  • 第5章 医療の市場化-「看病難、看病貴」の構図
  • 第6章 和諧社会の社会保障-社会保険の再編と社会福祉の胎動(二〇〇二年‐現在)
  • 第7章 SARSの衝撃-リスクとしての感染症
  • 第8章 社会福祉の多元化-中国と香港の動向
  • おわりに-生活保障の担い手とリスクの推移

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 叢書・中国的問題群
著作者等 沢田 ゆかり
飯島 渉
澤田 ゆかり
書名ヨミ ソウショ チュウゴクテキ モンダイグン
書名別名 高まる生活リスク : 社会保障と医療
巻冊次 10
出版元 岩波書店
刊行年月 2010.1
ページ数 185p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-028260-4
NCID BB00911177
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全国書誌番号
21715195
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
高まる生活リスク : 社会保障と医療 澤田ゆかり, 飯島 渉
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