事件の現象学  1 (非日常性の定位構造)

前野佳彦 著

都市には、昼の顔と夜の顔がある。都市に生きる直立歩行人にも、昼の歩行と夜の歩行がある。昼の生活圏を歩いた散歩人は、宵闇にまぎれ、"流通"の豊饒なる夜と溶融するとき、事件蒐集家たる"遊歩者"へと変容する。夜の都市は事件‐空間として、その豊饒に陶酔し、「来て‐寄って‐去る」遊歩者の都市的実存の偶有性と共振する。彼が遭遇し判断する"事件"の現象学が、非日常性の歩行に内在する、都市住民の本源的自由を照らし出す。遠大なる記号論的都市文明論-『散歩の文化学』姉妹編。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • "事件"とは何か
  • 第1部 "事件"の儀礼的祖型("事件"判断の類型学
  • "歳時記"システムによる都市的偶有性の規範時空化
  • "事件"と平安物語
  • "事件"主体としての物の怪)
  • 第2部 古代的定位類型への遡行("事件"と運命
  • ポリス的実存の根源-"集住"によるタブラ・ラサ化
  • "集住"と"遺棄"-悲劇の原風景
  • "運命"的主体の系譜)
  • 都市的定位の原風景としての"遊歩的覚醒"

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 事件の現象学
著作者等 前野 佳彦
書名ヨミ ジケン ノ ゲンショウガク
書名別名 非日常性の定位構造

Jiken no genshogaku
シリーズ名 《思想・多島海》シリーズ 16
巻冊次 1 (非日常性の定位構造)
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2009.11
ページ数 304, 8p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-588-10016-1
NCID BB00259830
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全国書誌番号
21693402
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言語 日本語
出版国 日本
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