近代フランスの歴史学と歴史家 : クリオとナショナリズム

渡辺和行 著

本書は、主に政争の具とされてきた歴史が、アカデミックな歴史学としていかにして成立したのか(科学化)、また、高等・中等教育の改革や歴史学講座新設に尽力した歴史家たちが、大学やグランド・ゼコール等の教育機関の歴史講座をどのように領有していったのか(制度化)、さらに、歴史教育がいかに国民形成に関与(国民化)し、第三共和政に支配の正当性を付与したのかを解明する。19世紀後半、フランス第三共和政前期に焦点を当てつつ、教育史や科学史の成果を取り入れ歴史を描いた知の社会史。国民形成への「ナショナル・ヒストリー」も含めて論じる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 政治史から社会史へ
  • 第1部 歴史学の科学化と制度化(一九世紀フランスの高等教育の実態
  • 教育改革の序曲
  • フランス実証主義史学の成立
  • 高等教育改革と歴史家)
  • 第2部 世紀転換期フランスの方法論争(実証主義史学への挑戦
  • 『アナール』の揺りかご)
  • 第3部 歴史学の国民化(義務の共和国
  • クリオとエロイカ
  • ガリアの英雄とナショナル・アイデンティティ
  • ドレフュス事件と歴史家)
  • 歴史学の現在

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 近代フランスの歴史学と歴史家 : クリオとナショナリズム
著作者等 渡辺 和行
書名ヨミ キンダイ フランス ノ レキシガク ト レキシカ : クリオ ト ナショナリズム
書名別名 Kindai furansu no rekishigaku to rekishika
シリーズ名 Minerva西洋史ライブラリー 83
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2009.11
ページ数 446, 8p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-623-05532-6
NCID BA91817265
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全国書誌番号
21674028
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言語 日本語
出版国 日本
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