ファウストとホムンクルス : ゲーテと近代の悪魔的速度

マンフレート・オステン 著 ; 石原あえか 訳

ゲーテ、不朽の名作『ファウスト』。その第2部に登場する人造人間ホムンクルスは、フラスコの中の人工生命体という「不完全」な形でこの世に産み落とされた。「完全」な人間になることを願って彷徨うホムンクルスの姿に、ゲーテは一体、どのような意味を込めたのか。近代自然科学の発展にともない、神や神学支配からの解放が徐々に進んでいくなかで、ゲーテは自然科学の発展を評価し、自らも貢献したが、一方で、彼は自然の悪用に対して強い危惧を抱いてもいた。本書では、ゲーテ畢生の大作『ファウスト』等、後期3作品を解読し、近代の「悪魔的速度」や、人間の理性に潜む野蛮さ、暴力性に鋭い眼差しを向けたゲーテの思想の真髄をあきらかにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 もしくはベルリン嫌いのゲーテ
  • 第1章 「すべては悪魔的速度で」ファウストと加速化の時代
  • 第2章 ホムンクルス あるいはスピードダウンする時間
  • 第3章 オッティーリエ「悪魔的速度」の拒否
  • 第4章 時間の停戦 ゲーテは預言者だったのか?
  • マックス・ベックマン画『ホムンクルス』-ゲーテの超人類

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ファウストとホムンクルス : ゲーテと近代の悪魔的速度
著作者等 Osten, Manfred
石原 あえか
オステン マンフレート
書名ヨミ ファウスト ト ホムンクルス : ゲーテ ト キンダイ ノ アクマテキ ソクド
書名別名 Alles veloziferisch

Fausuto to homunkurusu
出版元 慶應義塾大学出版会
刊行年月 2009.9
ページ数 155p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7664-1669-5
NCID BA91559330
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全国書誌番号
21741704
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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