害虫の誕生 : 虫からみた日本史

瀬戸口明久 著

江戸時代、虫は自然発生するものだと考えられていた。そのため害虫による農業への被害はたたりとされ、それを防ぐ方法は田圃にお札を立てるという神頼みだけだった。当時はまだ、いわゆる"害虫"は存在していなかったのだ。しかし、明治、大正、昭和と近代化の過程で、"害虫"は次第に人々の手による排除の対象となっていく。日本において"害虫"がいかにして誕生したかを、科学と社会の両面から考察し、人間と自然の関係を問いなおす手がかりとなる一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 近世日本における「虫」(日本における農業の成立
  • 江戸時代人と「蝗」
  • 虫たちをめぐる自然観)
  • 第2章 明治日本と"害虫"(害虫とたたかう学問
  • 明治政府と応用昆虫学
  • 農民VS明治政府
  • 名和靖と「昆虫思想」)
  • 第3章 病気-植民地統治と近代都市の形成(病気をもたらす虫
  • 植民地統治とマラリア
  • 都市衛生とハエ)
  • 第4章 戦争-「敵」を科学で撃ち倒す(第一次世界大戦と害虫防除
  • 毒ガスと殺虫剤
  • マラリアとの戦い)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 害虫の誕生 : 虫からみた日本史
著作者等 瀬戸口 明久
書名ヨミ ガイチュウ ノ タンジョウ : ムシ カラ ミタ ニホンシ
シリーズ名 ちくま新書 793
出版元 筑摩書房
刊行年月 2009.7
ページ数 217p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06494-3
NCID BA90616891
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全国書誌番号
21637638
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言語 日本語
出版国 日本
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